幻辞.com

雇い女

やといおんな
名詞
1
標準
文例 · 用例
ハリソンは近所に商館の店を持っていて、自分の家には女房のアグネスと富太郎というコックと、お歌という雇い女と、上下あわせて四人暮らしです。
蟹のお角 半七捕物帳 青空文庫
コックと雇い女を調べてえのだが、引き挙げられていちゃあちっと面倒だ。
蟹のお角 半七捕物帳 青空文庫
コックの富太郎と雇い女のお歌が、主人夫婦の変死について少しも知らないのは可怪しいと云う者もありましたが、まったく知らないと判って釈されました。
蟹のお角 半七捕物帳 青空文庫
その代り、その大きな柔らかな舌で、楽しそうに雇い女の背中を舐めている。
HISTOIRES NATURELLES 博物誌 青空文庫
あたしがあなたの室にはいって鏡に顔を映してみたあの日のこと、それからまた、日雇い女たちのそばで大通りであなたに会った日のことも。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
助なあこは大蝶丸の水夫であり、お兼は「大蝶」の罐詰工場へ貝を剥きにかよう雇い女で、亭主があった。
山本周五郎 青べか物語 青空文庫
それは雇い女がイビキをかくよりももっともっとおぞましいことだったろう。
壺井榮 妻の座 青空文庫
女はなおさらのことで、嫁でも娘でも雇い女でも、これを機嫌よく働かせるのはみなこの分配の手加減一つであった。
柳田国男 木綿以前の事 青空文庫