しばらくしてから
しばらくしてから
表現
標準
after a while
文例 · 用例
しばらくしてから敏子は主人に「あ、松葉がれいをどうもありがとうございました」といった。
— 九鬼周造 『かれいの贈物』 青空文庫
しばらくしてから、佛蘭西人が問うた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
この町へ帰って来てしばらくしてから吉田はまた首|縊りの縄を「まあ馬鹿なことやと思うて」嚥んでみないかと言われた。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
夜、夕飯が済んでしばらくしてから、勝子が泣きはじめた。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
「もっとも西山君のことだから、言いたい放題をいっているかもしれないが……」 清逸の心の裏をかくとでもいうような言葉がしばらくしてからまた園の唇を漏れた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「兄さんは悪い病気でねえか」 しばらくしてから突然純次のこう激しく叫ぶ声が聞こえた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「君はこのごろはどうなの」 園がしばらくしてからこういった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「あなたはあの方をどう思ってだえ」 おぬいがそうだと答えると、母はまたややしばらくしてからいった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫