施与
せよ異読 しよ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #1777 · 青空 51 例
標準
charity
文例 · 用例
式が済むと、室の外にいた貧民が一時に押し込んで施与を受けようとするので、なかなかの大混雑で、やっとの事で出て来ました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
」 黄昏の頃油揚坂より続々として曳出だす、馬車、腕車数十輛、失望、不平、癇癪などいう不快なる熟字を載せたるは、これ貴婦人の帰途にて、徒になりたる百余俵の施与米を荷車に積みて逆戻り、笑止なりける次第なり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
施与には違いなけれど、変な事には「お禁厭をして遣わされい。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
施与には違ひなけれど、変な事には「お禁厭をして遣はされい。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
と、またその近所の路傍に、十二三位のと九歳位との二人の女の児が、唄をうたつて路傍の人の施与を乞ふてゐるを目にした。
— 田山録弥 『脱却の工夫』 青空文庫
之を執てウームと力任せに破るとザラ/\/\と出たのが古金で彼此五六十|両もあらうかと思はれる程、金「おゝ金子だ、大層持つて居やアがるナ、もう死ぬと云ふので己が見舞に行つてやつたから、金兵衛さんに是だけ残余はお長家の衆へツて、施与でもするのか知ら、今茲で己が行くと尚沢山貰へる訳だが。
— 三遊亭円朝 『黄金餅』 青空文庫
ああ、少年は火葬場に骨拾いに来る人を待ち受けて施与を貰うために、この物淋しい月の夜をこんなところに彷徨いているのだ。
— 白柳秀湖 『駅夫日記』 青空文庫
その老人は川魚を取ったり、些細な施与を村人から受けたりして、暮していたが、彼の重な収入はわくどうに在った。
— 豊島与志雄 『蝦蟇』 青空文庫
作例 · 標準
彼は匿名で多額の寄付を行い、恵まれない子供たちへの施与を続けている。
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仏教の教えでは、見返りを求めない無私の施与が尊い功徳とされている。
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「これは施与ではありません、皆様への感謝の印です」と主人は謙虚に語った。
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