教科目
きょうかもく
名詞
標準
文例 · 用例
前いうような家庭であったから、別に心配もしなかった、いたずらにつまらぬことに頭を悩まして、からだを疲労させるということがなかったばかりでなく、学校の教科目その他の物についても困難、苦痛もなく、まず学生時代はのんきに暮らしたほうである。
— 寺田寅彦 『わが中学時代の勉強法』 青空文庫
第三に、明治このかた我が国の法学教育においては、一般に法史学と外国法が教科目に加えられているが、それらが、教育の主要部分をなしている解釈法学といかなる関係に立つかについては、時代によって考え方の変遷が認められるのみならず、現在でも、学者によって考え方が違っているように思われる。
— ――特に入門者のために 『法学とは何か』 青空文庫
現在多くの大学で教えられているいろいろの教科目にしても、それら相互の間に理論的の脈絡をつけて体系立ててみれば、もっと科学の名にふさわしい法学が成り立ち、もっと学生の理性を満足せしめ得るような法学教育が行われ得るのではないかと考えている。
— ――特に入門者のために 『法学とは何か』 青空文庫
又日本の大學の教科目は如何と云ふに、明經道、紀傳道、明法道、算道、書道、音道等であつて明經道では九經(三經、三傳、三禮即ち詩經、書經、易經、公羊傳、穀梁傳、左氏傳、周禮、儀禮、禮記)を研究し、紀傳道では史記、漢書、後漢書を研究し、この方は史學であると共に文學であつた。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
農学校、山林学校、水産学校をいくつ立てても、その教科目を見れば、やはり動物学や植物学が主要なる部分を占めていて、これらの基礎学科の発達せぬ間はその応用の方面も充分に発達する見込みはない。
— 丘浅次郎 『教育と迷信』 青空文庫