朝覲
ちょうきん
名詞
標準
文例 · 用例
陵墓への荷前使も、生きてゐられる尊親に朝覲行幸の礼を致されるのとおなじ意味の誓ひであつた。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
宮廷では、主上自身、上皇・皇太后を拝みに、朝覲行幸を行はせられた。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
正月に朝覲行幸をせられるのも、実は此生御霊と同様な行事である。
— 折口信夫 『鬼の話』 青空文庫
後に言ふ朝覲行幸・おめでたごとと同じ系統の壻入りをうちゃげ(宛て字|宇茶下)と美濃國で稱へてゐたと言ふのは、疑ひもなく拍上げである。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
春秋の朝覲行幸が其である。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
朝覲行幸と言ふのは、天子が、親の形をとつておいでなさる上皇・皇太后の処へ、魂を上げに行かれた行事である。
— 折口信夫 『盆踊りの話』 青空文庫
臣下の家に天子の行幸ある様な事は、朝覲行幸の意味を拡充したものであつて、其すら屡せられるべき事ではなかつたのである。
— 折口信夫 『「とこよ」と「まれびと」と』 青空文庫
それから其次に王の職務として諸侯を會同朝覲せしめる事がありますが、諸侯が會同して來た時には、矢張り書付を土臺として其の禮の事をして始末を合せる、贈物をする時にも其の次第書を書いた物を以て王に其の次第を皆告げる。
— 内藤湖南 『支那に於ける史の起源』 青空文庫
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朝覲(ちょうきん)とは、天皇が父母もしくはそれに準じる太上天皇・女院に拝礼すること。対象者が天皇の御所の外に別個に御所を設けて居住している場合には、天皇の行幸を伴うことになり、こうした朝覲を目的とした行幸を特に朝覲行幸(ちょうきんぎょうこう)という。
出典: 朝覲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0