水貝
みずがい
名詞
標準
sliced abalone served in cold water
文例 · 用例
日本流の洗肉や水貝も悪くない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
ある人は洒落て「水貝」などと呼んでいるが、もとより上等の食いものではない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
現にわたしなども、この「水貝」で育てられて来たのである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
但し近年は胃腸を弱くしているので、冬の湯豆腐に箸を付けることはあっても、夏の「水貝」の方は残念ながら遠慮している。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
「きょうは久しぶりで、洗いに水貝を取って、少し酒を飲んで、それから飯にします。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
月をあさる花そのこゑはなめらかな砂のうへをはしる水貝のささやき、したたるものはまだらのかげをつくつてけぶりたち、はなびらをはがしてなげうち、身をそしり、ほのじろくあへぐ指環のなかにかすみゆく月をとらへようとする。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
だからこの船宿の表二階にも、葭戸こそもう唐紙に変つてゐたが、江戸に未練の残つてゐる夏は、手すりに下つてゐる伊予簾や、何時からか床に掛け残された墨絵の滝の掛物や、或は又二人の間に並べてある膳の水貝や洗ひなどに、まざまざと尽きない名残りを示してゐた。
— 芥川龍之介 『鼠小僧次郎吉』 青空文庫
鮎の塩焼や、赤い刺身や、白い水貝などは、殊に目をひきます。
— ――「正夫の童話」―― 『白い朝』 青空文庫
作例 · 標準
夏の暑い日に、冷たい水貝は最高の贅沢だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
高級料亭で、新鮮な鮑を使った水貝を味わった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
酢味噌で食べる水貝は、さっぱりとしていて食欲をそそる。
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ウィキペディア
水貝(みずがい)は、アワビの料理法のひとつ。刺身の一種。
出典: 水貝 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0