幻辞.com

是非曲直

ぜひきょくちょく
名詞
1
標準
rights and wrongs (of a case)
文例 · 用例
双方の是非曲直は原因すら不明であるから今評論が出来ぬが、何にせよ源護の方でも鬱懐|已む能はずして是に至つたのであらうし、将門の方でも刀を抜いて見れば修羅心|熾盛になつて、遣りつけるだけは遣りつけたのだらう。
幸田露伴 平将門 青空文庫
是非曲直|軽しく判し難し。
北村透谷 山庵雑記 青空文庫
誰か能く真に是非曲直の鉄鎖を断離し得たるものぞ。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
子供の自由畫という事が事新しく言出されたが、一時やかましかつた自由戀愛、自由結婚とおなじやうに、もつと深いところまで問題にしないで是非曲直をきめてしまつたせゐか、昔ながらに戀は曲者で、結婚は家庭行事だ。
竹久夢二 砂がき 青空文庫
願くば一生|後生を云はず、紛々たる文壇の張三李四と、トルストイを談じ、西鶴を論じ、或は又甲主義乙傾向の是非曲直を喋々して、遊戯|三昧の境に安んぜんかな。
―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 骨董羹 青空文庫
脩心学とはこの理に基き、是非曲直を分ち、礼義廉節を重んじ、これを外にすれば政府と人民との関係、これを内にすれば親子夫婦の道、一々その分限を定め、その職分を立て、天理にしたがいて人間に交わるの道を明らかにする学問にて、ひっきょう霊心の議論なり。
福沢諭吉 学校の説 青空文庫
これによりて是非曲直を判断すべく、みだりに腕力を用うることを許さぬ。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
翁が田原坂の戦いのころ、大山県令に寄せた書翰に曰く、「もはや時勢も此に至り候てはさらに言語|口舌をもって是非曲直を争い難ければ、腕力のほかこれなかるべし。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
作例 · 標準
公正な判断を下すためには、是非曲直を明らかにする必要がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は常に冷静に物事の是非曲直を見極めようと努めている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
裁判官は、証拠に基づいて事件の是非曲直を判断する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash