法句
ほっく
名詞
標準
文例 · 用例
かつその語法句法の工夫は一段の巧を加え文字の斡旋はよくいいがたき新意匠を最も容易に言い得るに至れり。
— 伊藤左千夫 『竹乃里人』 青空文庫
ただ本堂と覚しき多角形の広間の、ひと側の中央に漢字で彫った法句経の石碑が床の上に屹立して礼拝の標的を示している。
— 岡本かの子 『褐色の求道』 青空文庫
そして見物はもう不要だから、例の本堂の法句経の碑の前に、ただ合掌して帰るつもりであった。
— 岡本かの子 『褐色の求道』 青空文庫
字法句法の輕捷なる、體制音調の流麗なる、詩にあらねども詩とおもはれ、人々の喝采を受けたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
待ちに待った名人のすっと胸がすくような伝法句調が、はじめてズバリと言い放たれました。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
念々に生滅し、前後世において、しばらくも住まらざるがゆえに」と)法句譬喩経曰、人死神去、便更受形、父子因縁会居、譬如寄客起則離散、愚迷縛著、計為己有、沈溺生死、唯有慧者不貪恩愛、勤修経戒、滅除識想、生死得尽。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
(『法句譬喩経』に曰く、「人、死し神去り、すなわちさらに形を受く。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
)雪風十月捲春濤、寒徹衣衾烈似刀、法句洲居何所得、一年生計在羊毛。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫