売り家
うりや異読 うりいえ
名詞
標準
house for sale
文例 · 用例
すると、その家は堅く閉まって、店頭に売り家の札がはってありました。
— 小川未明 『青い時計台』 青空文庫
ドンドン売り家が出ている。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
世間が一般にひどい不景気で、日本橋の大きな問屋筋でも、倒産した店が少なくないという話だし、町をあるけば「店じめいにつき投売り」とか、閉めた店の大戸に貼った「売り家」の字などが眼につかないことはなかった。
— 山本周五郎 『さぶ』 青空文庫
そのよく日、町の子の克巳は、なすや、きゅうりや、すいかを、どっさりおみやげにもらって、町の家に帰っていったのでした。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
もう地上では稲を植えるわけにはいかないし、お芋やきゅうりやなすをつくることもできないです。
— 海野十三 『三十年後の東京』 青空文庫
りんごでもかきでも、一週間でりっぱな実となります」「おどろきましたね」「そんなわけですから、昔とちがい、一年中いつでもきゅうりやかぼちゃがなります。
— 海野十三 『三十年後の東京』 青空文庫
七月頃はたけにはへた、おくればへのまうりや、きうりの如し。
— 慶応三年六月二十四日 乙女、おやべあて 『手紙』 青空文庫
「銭はこのつぎだよ」「はい」「用がないからゆけよ、おれはここで八百屋の豊公を待っているんだ、あいつおれの犬に石をほうりやがったからここでいもをぶんどってやるんだ」 チビ公はやっと虎口をのがれて町へはいった、そうして悲しくらっぱをふいた。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
作例 · 標準
例句