軍楽隊
ぐんがくたい
名詞
標準
military or naval band
文例 · 用例
軍楽隊は、音楽をかなでながら、通りを行進しました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『旅の仲間』 青空文庫
そこで彼は、土地の軍楽隊に籍を置いたり、けちな管弦楽団の臨時雇の指揮をしたりして、口を糊しながら、娘の寿子を殆ど唯一人の弟子にして「津路式教授法」のせめてものはけ口を、幼い寿子に見出して来たのであった。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
「――そのためには、軍楽隊もやめます。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
ここから乗り込んだ青島守備隊の軍楽隊が艫の甲板で奏楽をやる。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
わたしは何も彼も忘れるといふやうな恍惚の想ひに打たれるなどゝいふ機会に、凡そこれまで出遇つた験もなく、終ひにはふら/\病になつてゐた折から、はじめてこの街に移り艦を眺め戦闘機を見あげ、軍楽隊の大行進に力一杯のテープを投げ……いつかわたしは何の不安も疑惑も知らぬ偉大なる感激家に化してゐた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
――軍楽隊の響きが遠方の空から巻き寄せると、街は一勢に鬨の声を挙げて花やかな津浪と化した。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
ちょうど日清戦争のあとで、西洋音楽が一時パッタリと流行らなくなりまして、軍楽隊と、唱歌だけしか残っていないような有様で御座いましたが、ちっとも構いませずに大学のケーベル先生のお宅や宮内省の山内先生のお宅へ日参致しておりました。
— 夢野久作 『押絵の奇蹟』 青空文庫
夜に入つての余興には青年軍楽隊や少年剣舞が番組された。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
作例 · 標準
広場では軍楽隊による演奏会が行われ、多くの市民が足を止めて聞き入った。
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万雷の拍手の中、軍楽隊が華やかなマーチを奏でながら入場してきた。
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外国の王室を迎えるため、軍楽隊は数ヶ月前から特別な練習を重ねていた。
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