名残の花
なごりのはな
表現名詞
標準
lingering flower
文例 · 用例
葉桜の水たまりでは蛙がしんみり鳴き、料理屋では名残の花見客がドンチヤン騒いでゐた、私たちも酔ふた、酔歩まんさんとして、自動車に揺られて戻つた、戻るなり前後不覚でぐつすりと睡つたのである、ありがたし/\。
— 昭和十四年 『旅日記』 青空文庫
池の周囲には繍線菊が多く、いまだに名残の花をつけている。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
春の名残の花は散り椎の落葉はつもりたり。
— 永井壮吉 『偏奇館吟草』 青空文庫
作例 · 標準
冬が近づき、庭に咲く名残の花が寂しげに揺れている。
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このコスモスは、今年の秋の名残の花だね。
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春の終わりに咲く桜は、まさに名残の花という風情がある。
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