どかり
どかり
副詞-と副詞
標準
falling heavily
文例 · 用例
どかりとそこへ構え込んだ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
やどかりはうようよ数珠形に、其処ら暗い処に蠢いたが、声のありそうなものは形もなかった。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
……やどかりも、うようよいる。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
(縁側にどかりと腰をおろし)いかに我等国民学校教員が常に赤貧洗うが如しと雖も、だ、あに必ずしも有力者どもの残肴余滴にあずからんや、だ。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
もうすこしいくと、つぎの歩哨のかげが見えようと思われるところで、少佐はどかりと足をふみはずして、こおった土くれをかぶりながら、がたがたがた、どすんと、深いあなの中に落ちこみました。
— 新美南吉 『張紅倫』 青空文庫
裏切られ、ばかにされている事を知った刹那の、あの、つんのめされるような苦い墜落の味を御馳走された気持で、食堂の隅の椅子に、どかりと坐った。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
……」(ああ、腹が減った……) と色気のない声を出して、どかりと椅子に掛けたのは、焦茶色の洋服で、身の緊った、骨格のいい、中古の軍人といった技師の先生だ。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
」 どかりと尻をつくと、鼻をすすって、しくしくと泣出した。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
作例 · 標準
重い箱を床にどかりと置いた。
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彼女は疲れた様子で、椅子にどかりと座った。
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彼は大きなバッグをどかりとテーブルの上に置いた。
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