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華燭の典

かしょくのてん
表現名詞
1
標準
wedding ceremony
文例 · 用例
ただいま友人、大隅忠太郎君から、結納ならびに華燭の典の次第に就き電報を以て至急の依頼を受けましたが、ただちに貴門を訪れ御相談申上げたく、ついては御都合よろしき日時、ならびに貴門に至る道筋の略図などをお示し下さらば幸甚に存じます、と私も異様に緊張して書き送ってやったのである。
太宰治 佳日 青空文庫
彼は蘇州の我家へ帰るなり秀英と華燭の典をあげた。
田中貢太郎 断橋奇聞 青空文庫
つい此間満里子君は私の、これも亦満里子君同様に、私は親愛を、彼は敬愛を互ひに譲り合つた験しもないといふいとも円満な交遊を持ち続けてゐる私の年下の友達のR君と華燭の典を挙げました。
牧野信一 満里子のこと 青空文庫
身方の親戚知友はもとより新夫人の両親骨肉|及「鷹の宿」の隣家に住める医師、兼、弁護士の免状所有者にして、篤学の聞え高きランドルフ・タリスマン氏迄も招待して、盛大なる華燭の典を挙げ、附近住民をして羨望渇仰の眼を瞠らしめぬ。
夢野久作 押絵の奇蹟 青空文庫
が、徒に責めるばかりで、何一つ然るべき処置も取らない内に、残暑はまた朝寒に移り変って、とうとう所謂華燭の典を挙げる日も、目前に迫ったではございませんか。
芥川龍之介 疑惑 青空文庫
この少女こそは、前回に御紹介致しました本事件の主人公、呉一郎の花嫁となって、華燭の典を挙げるばかりに相成っておりましたその少女で、名前を呉モヨ子と申します。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
新聞は、華燭の典を挙げたと報じ、米国トラスト大王の倅モルガン氏は、その恋花嫁のお雪夫人をつれて、昨日の午前九時五十二分新橋着の列車で横浜から上京したと書いているが、横浜のグランドホテルから東京の帝国ホテルへ移った時のことだ。
長谷川時雨 モルガンお雪 青空文庫
姉は華燭の典をあげた。
久坂葉子 灰色の記憶 青空文庫
作例 · 標準
親友の華燭の典に参列し、心から祝福の言葉を贈った。
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お二人の華燭の典が、滞りなく執り行われますことをお祈り申し上げます。
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来月、長年交際した二人が、ついに軽井沢で華燭の典を挙げる。
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