然有り
さあり
表現
標準
it is so
文例 · 用例
しかし殺されたのが昼メシ直後でないらしいということは、その方が当然有りうべきことなのだ。
— その二十 トンビ男 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
病院から帰る時、いつも玄関まで見送られる途中、彼ははっきりと自分の背中におようの来るのを感じながら、ふと自分が此の母子と運命を共にでもするようになったら、とそんな全然有り得なくもなさそうな人生の場面を胸のうちに描いたりした。
— 堀辰雄 『菜穂子』 青空文庫
しかしそういうことも全然有り得ないことではない。
— 中谷宇吉郎 『吉右衛門と神鳴』 青空文庫
しかし地震学者や気象学者が、精密な機械を使って、脈動や気圧や気温などの微細変化を調べても、特にどうという著しい変化がない場合に、雉子や山鳥がそれを感ずることも、全然有り得ないことではない。
— 中谷宇吉郎 『吉右衛門と神鳴』 青空文庫
僕にやそんな気は全然有りません。
— 三好十郎 『浮標』 青空文庫
賊は我々の気づかぬ出入口を持っていたかも知れない」「そういう出入口はこのたった一つのドアの外には全然有り得ないのです。
— 江戸川乱歩 『猟奇の果』 青空文庫
岩かげまさしく水が湧いてゐる そこにはまさしく水が湧いいた、その水のうまさありがたさは何物にも代えがたいものであった。
— 種田山頭火 『水〔扉の言葉〕』 青空文庫
実に山里も人情の暖さありてこそ住ば都に劣らざれ。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
作例 · 標準
「それは本当ですか?」「さあり、私も見たのだから。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite