目くるめく
めくるめく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to dazzle
文例 · 用例
生意氣に杖を持つて立つて居るのが、目くるめくばかりに思はれました。
— 泉鏡花 『雪靈記事』 青空文庫
合せ鏡のように、無限に内に畳まれて行く不気味な記憶の連続が、無限に――目くるめくばかり無限に続いているのではないか?
— 中島敦 『木乃伊』 青空文庫
生意気に杖を持って立っているのが、目くるめくばかりに思われました。
— 泉鏡花 『雪霊記事』 青空文庫
久寿玉のやうな包みは彼の胸に命中して、首尾好く両腕に抱へられたが、何処まで遡つても渡れさうな気色もなく、奔湍は岩に砕けて、目くるめくばかりの水煙りをあげてゐた。
— 牧野信一 『繰舟で往く家』 青空文庫
……非常にたよりない、せつぱつまつた危急の感じが目くるめくやうな氣持のなかに來た。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
といふのは、羅馬では、市中は巴里以上に雜沓して居り、しかも季節がきびしい冬から突然目くるめくばかり百花の咲き亂れる夏に交代してしまふからである。
— 堀辰雄 『或外國の公園で』 青空文庫
四幕目、誘惑の魔の岩屋にて、目くるめく遊仙窟の舞台、妙なる楽の音につれて現れ出し時、君は、明き灯の下に、あまた居並び、横りたる妖女の頭に立ち給ひき。
— 永井荷風 『舞姫』 青空文庫
その目くるめく光りは捲き返す波の上を渡り、搖らめく炬火のやうに、動搖するこの病院を照らし出した。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
作例 · 標準
光り輝くシャンデリアが、めくるめく世界を演出している。
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大都市の夜景は、めくるめくほどの美しさだった。
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めくるめくような速さで時代が変化していくのを感じる。
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