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送火

送火
名詞
1
標準
文例 · 用例
それは葬式の送火であった。
田中貢太郎 葬式の行列 青空文庫
大場は其の晩からぶらぶら病になって、間もなく送火を焚かれる人となった。
田中貢太郎 葬式の行列 青空文庫
十 家ごとに焚く盂蘭盆の送火に物淋しい風の立初めてより、道行く人の下駄の音夜廻りの拍子木犬の遠吠また夜蕎麦売の呼声にも俄に物の哀れの誘われる折から、わけても今年は御法度厳しき浮世の秋、朝な夕なの肌寒さも一入深く身に浸む七月の半過ぎ。
永井荷風 散柳窓夕栄 青空文庫
六十になりて母無き燈籠かな明治三十九年送火や母が心に幾仏明治三十九年桐一葉日当りながら落ちにけり僧遠く一葉しにけり甃明治三十九年八月二十七日 俳諧散心。
高浜虚子 五百句 青空文庫
…… 送火を焚く用意が出来た。
久保田万太郎 青空文庫
……送火はあか/\と燃えた。
久保田万太郎 青空文庫
「ああ」「府下一家一炬を出して施火せよ街衢に冥界の霊を迎火せよ送火せよ」 急ぎ役徒は、戸毎に汗をふきながら告知した。
石川善助 仙台の夏 青空文庫