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小降り

こぶり
名詞
1
標準
light rain
文例 · 用例
夜中雨が降つて翌朝は少し小降りにはなつたが何時止むとも見えない。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
夜中雨が降って翌朝は少し小降りにはなったがいつ止むとも見えない。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
この話の濟む頃には夜の雨もだんだんに小降りになつて、庭の八つ手の葉のざわめきも眠つたやうに鎮まつた。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
もう晴りぎわの小降りである。
国木田独歩 窮死 青空文庫
宵に小降りのした雨上り、月は潜んで朧、と云うが、黒雲が浸んで暗い、一石橋の欄干際。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
俳優の下駄箱の前の頭取部屋へはいって、頭取と雑談しながら、あるいは、雨が小降りになるのをうかがっている――これも情けなくて出来なかった。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
雪はほとんど小降りになったが、よく見ると鉛を張ったような都の曇り空と膠を流したような堀河の間を爪で掻き取った程の雲母の片れが絶えず漂っている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
雨は幾分かずつ小降りになるようであるが、波のあおりはいよいよ激しくなるばかしである。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
作例 · 標準
朝から小降りの雨が続き、肌寒い一日だったが、おかげで空気は澄んでいた。
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「よかった、小降りになってきたよ。これなら傘なしでも駅まで歩いて大丈夫そうだ。」と友人が言った。
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小降りの雨の中、彼はカフェの窓から静かに景色を眺めながら、読書に耽っていた。
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