イヌ
いぬ
名詞
標準
文例 · 用例
我々は「サシスセソ」と「シャシシュシェショ」を別の音と聴きますけれども、アイヌ人などになると、言語の音として同じ音だと思っているのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
すなわちアイヌ人には言葉としては「シャ」でも「サ」でも同じことで、それを同じ音として考える。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
我々は「サケ」と「シャケ」が間違ったら飛んでもない間違いを起しますが、アイヌ人は「サケ」も「シャケ」も音としては同じことなんです。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
老イヌレバ年ノ暮ユクタビゴトニ我身ヒトツト思ホユル哉 その頃もう、こんな和歌さへおつくりになつて居られたくらゐで、お生れつきとは言へ、私たちには、ただ不思議と申し上げるより他に術がございませんでした。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
定山渓も登別もどこも見ず、アイヌにも熊にも逢わないで帰って来た。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
アイヌ語の春「パイカラ」はだいぶちがうが、しかしpをbに、kをhに代えるとおのずからペルシアの春に接近する。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
アイヌの夏 sak は以上とは仲間はずれであるが、しかしアラビアの saif に少し似ているのがおもしろい。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
アイヌの「ヌプリ」は「登り」に通じ、山頂を意味する「タプカ」も「峠(タウゲ)」に少し似ている。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
ウィキペディア
イヌ は、食肉目イヌ科イヌ属に分類される哺乳類の一種である。属名 Canis、種小名 lupus はラテン語でそれぞれ「犬」「狼」の意。亜種名 familiaris はラテン語で、「家庭に属する」といった意味である。広義には、イヌ科動物全般を指すこともある。
出典: イヌ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0