染め地
そめじ
名詞
標準
文例 · 用例
普通の伝染病なら、あんな風に、一つ町内に出ると、あとはもう出ないということはありません」「しかし伝染地区が拡がってゆくところは、伝染病の特性がよく出ていると思う」「伝染病であることは勿論ですが、ただ普通じゃないというところが面白いのですよ」 二人の論争が、そこでハタと停った。
— 海野十三 『蠅』 青空文庫
戦争前の、そろそろ町に物資不足を訴へた時分にも、デパートといふデパート、その他、浅草、銀座、人形町……あたりの衣類店が、一斉にベニ赤ッぽいべらべらした染地の着尺ものを店頭に飾つたことがあつて、ぼくは町の「風紀衛生」の上に、この安染料ものは感服しないと思つたことがあつた。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
もしもコレラの感染性を信ずる人たちの意見のように患者や死体の発生する悪臭で蔓延したり、他の人たちが感染地と呼んでいる所に潜んでいる悪臭によるものであるとしたら、どちらにしても特に医師たちや葬儀屋はこの病気に罹りやすいことになる。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
病人を健康者から隔離するために、感染地からの人たちと特に船に特別な注意を疑い無く払うべきである。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫