虫捕り
むしとり
名詞
標準
文例 · 用例
もっとも虫捕りに涼しいのもあった。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
自分も母にねだって蚊帳の破れたので捕虫網を作ってもらって、土用の日盛りにも恐れず、これを肩にかけて毎日のように虫捕りに出かけた。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
虫捕りから帰って来ると、からだは汗を浴びたようになり、顔は火のようであった。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
ムシトリナデシコ、英名キャッチ・フライ(蝿取)、その茎に粘液を出し蝿がとまると脱さぬ。
— 南方熊楠 『きのふけふの草花』 青空文庫
この神、酔うて涎ばかり垂らしをるに比べてムシトリナデシコの一属をシレネと呼んだ。
— 南方熊楠 『きのふけふの草花』 青空文庫
集団農場にも種類があって、単に蒔つけ、刈入れ、虫とりなどのような時だけ集団的に皆で働く初歩形のものから、すっかり何も彼も共営でやって行く形まである。
— 宮本百合子 『今にわれらも』 青空文庫
おあいさんは台所の外の日向でお米をほして虫とりをしています。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「松虫とりだ」「何時でしょう?
— 一九三一年(昭和六年) 『日記』 青空文庫