層名
そうめい
名詞
標準
文例 · 用例
門の屋根を突貫いた榎の大木が、大層名高いのでございますが、お医者はどういたしてかちっとも流行らないのでございましたッて。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
この婦人は他の事でもつと聞えてもよいのだが、幸か不幸か、いつも男装をしてゐるので、それで一層名高くなつてゐる。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
わたしはそのことによって、わたしの帯びることのできるどんな肩章によってよりも一層名誉をあたえられたような気がした。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
そのために仁清は代表者として一層名を高くし、言わばそれだけ得をしているのである。
— 北大路魯山人 『古器観道楽』 青空文庫