猟用
りょうよう
名詞
標準
文例 · 用例
後で――なんなら後でね」 シャーロック・ホームズがいったん出した半クラウン銀貨をポケットへ納めると、そこへ怖い顔をした年輩の男が、猟用の鞭を振り振り大跨に門から出て来た。
— SILVER BLAZE 『白銀の失踪』 青空文庫
その向うには、残忍な、いかつい顔をした、赤髭の若い男が、ゲートルを巻いた脚を開いて突っ立ち、片方の肱は腰に曲げ、片方の手には、猟用の鞭を振り上げて、あたかも勝ちほこった馬鹿大将みたいに、意気軒昂としていた。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
そして猟用の鞭を振りながら肉薄して来るウードレーに、発矢とピストルを突きつけた。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
服は狩猟用の軽装で、肩からケンタッキー銃を下げている。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
それは、聞きしにまさる豪華なものであって、中世紀この方の、武器や、酒のみ道具や、狩猟用具などが、いたるところの壁を占領していた。
— 海野十三 『暗号音盤事件』 青空文庫
愛玩用としては、有閑マダム・スポーツマン・芸妓などと並ぶことが出来るし、警戒用としては門番や守衛や巡査などと肩を並べられるし、狩猟用としては忠勇な軍隊とさえ一緒になることが出来る。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
そして時たま起こる狩猟用の角笛の音は人間がその後にいることを証拠だてた。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
それは短い鉄の棒に似たもので、一端は猟用の槍のようにとがっていた。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫