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虫けら

むしけら異読 ムシケラ
名詞
1
標準
worm
文例 · 用例
その時の彼の眼には、もう家来なんぞは虫けらのやうに見えて、しやうがなかつた。
太宰治 地図 青空文庫
愈々どん詰りまで行けゃあ、俺だって虫けらた違うんだからな。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
呼吸を吸い込むと胸の中に枯枝か屑のようなものがつかえ、咽喉はいらいらと虫けらが這うように痒い。
岡本かの子 富士 青空文庫
春の実体かずかぎりもしれぬ虫けらの卵にて、春がみつちりとふくれてしまつた、げにげに眺めみわたせば、どこもかしこもこの類の卵にてぎつちりだ。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
ああいつかも、私は高い山の上へ登つて行つた、けはしい坂路をあふぎながら、虫けらのやうにあこがれて登つて行つた、山の絶頂に立つたとき、虫けらはさびしい涙をながした。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
おまけにある日とんぼが来て今度蜘蛛を虫けら会の副会長にするといふみんなの決議をつたへました。
宮沢賢治 洞熊学校を卒業した三人 青空文庫
おれは今度は虫けら会の副会長になるんだぞ。
宮沢賢治 洞熊学校を卒業した三人 青空文庫
おれはいまに虫けら会の会長になってきっときさまにおじぎをさせて見せるぞ。
宮沢賢治 洞熊学校を卒業した三人 青空文庫
作例 · 標準
道端に這っている虫けらを、踏み潰さないように避けて歩いた。
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顕微鏡で覗くと、そこには名もなき虫けらたちの世界が広がっていた。
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雨上がりの地面には、どこからともなく虫けらが這い出してくる。
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2
標準
insignificant person
作例 · 標準
独裁者は、国民をまるで虫けらのように扱った。
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大企業の社長にとって、私のような平社員は虫けら同然だろう。
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「俺を虫けら扱いするな!」と彼は叫び、部屋を飛び出していった。
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