下姓
げしょう
名詞
標準
person of humble birth
文例 · 用例
まあまあナマクラ者にゃ似合い相当のところでげしょう。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
日本の百円札みたいなネットリした紙にミッチリと書詰めたもので、黒い線に青と赤の絵具を使った挿絵まで這入っているんですから、それだけでも大層な珍本でげしょう。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
聖書なんてものは信心でもしない限り滅多に読んでみる気がしないものですし、その本を持ち伝えた先祖代々の人も、それがソンナ本だって事を云い伝える事も出来ずに、土蔵の奥に仕舞い込んで御座ったんでげしょう。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
そら、どうです、つるつるのつるつると、鮮かなもんでげしょう。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
それで、お出迎えがないといった寸法でげしょう。
— 泉鏡花 『鷭狩』 青空文庫
「でげすがな、これから切通しの坂を一ツお下りになりゃ、五両と十両は飛ぶんでげしょう。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
博士 ――また冷返る夕嵐、雪の松原、この世から、かかる苦患におう亡日、島田乱れてはらはらはら、顔にはいつもはんげしょう、縛られし手の冷たさは、我身一つの寒の入、涙ぞ指の爪とりよし、袖に氷を結びけり。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
学士と謂やあお前さん、大したもんでげしょう。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、下姓の者が高い身分に上がるのは非常に困難だった。
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彼は下姓でありながらも、その才能で頭角を現した。
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物語の主人公は、下姓の生まれだが、やがて国を救う英雄となる。
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