天元
てんげん
名詞
標準
tengen
文例 · 用例
此記を為せるは、天元五年の冬、保胤四十八九歳ともおもわれる。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
天元五年の冬、其家は成り、其記は作られたが、其翌年の永観元年には倭名類聚抄の撰者の源|順は死んだ。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
天元紀大論や、五運行大論や六微旨大論や、皆畢竟するに時にかゝる氣の論を説いて居るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
太始天元册に見えて居るといふ丹天の氣、※天の氣、蒼天の氣、素天の氣、玄天の氣などといふのは、天の四方及び中央に五色を配した空言なるが如く、何の特別意義も無きかと見ゆる。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
『天元紀大論』や、『五運行大論』や『六微旨大論』は、つまり時にかかる気の論を説いているのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
『太始天元册』に見えている丹天の気・金天の気・蒼天の気・素天の気・玄天の気などは、天の四方や中央に五色を配した空言のようで何の特別な意義も無いかと見える。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
今度校刻すべき書は、円融天皇の天元五年に、丹波康頼が撰んだという『医心方』である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
それゆえ天元五年に成って、永観二年に上られた『医心方』が、殆ど九百年の後の世に出でたのを見て、学者が血を涌き立たせたのも怪むに足らない。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
作例 · 標準
囲碁の対局では、天元に石を打つことは稀だが、強力な一手となる場合がある。
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彼は天元から宇宙流の布石を敷き、相手を驚かせた。
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天元は盤の中心であり、そこから全体を見渡すように打つのが難しい。
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標準
Tengen era (978.11.29-983.4.15)
作例 · 標準
天元元年、平将門の乱が勃発し、世は騒乱の時代となった。
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この古文書は天元時代のものとされており、非常に貴重だ。
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天元年間には、多くの貴族が権力争いに明け暮れたと言われている。
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標準
Tengen (professional title)
作例 · 標準
囲碁のタイトル戦、天元戦の決勝では、若手棋士がベテランを破った。
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彼は長年の努力が実り、ついに天元のタイトルを獲得した。
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将棋界の竜王や囲碁界の天元といったタイトルは、棋士にとって最高の栄誉だ。
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