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陸続

りくぞく
形容詞-たる副詞-と
1
標準
one after another
文例 · 用例
市民の生活といっても、当時交通不便にして、富士登山が容易でなかったために、旧暦の六月|朔日には、市中と郊外にある富士山の形に擬えた小富士や、富士権現を勧請した小社に、市民が陸続参詣した。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
その煙の奥の方から本郷の方へと陸続と避難して来る人々の中には顔も両手も癩病患者のように火膨れのしたのを左右二人で肩に凭らせ引きずるようにして連れて来るのがある。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
夕方に駒込の通りへ出て見ると、避難者の群が陸続と滝野川の方へ流れて行く。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
地質時代に朝鮮と陸続きになっていたころに入り込んでいた象や犀などはたぶん気候の変化のために絶滅して今ではただ若干の化石を残している。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
ただ夫人は一夜の内に、太く面やつれがしたけれども、翌日、伊勢を去る時、揉合う旅籠屋の客にも、陸続たる道中にも、汽車にも、かばかりの美女はなかったのである。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
六百円の保証金を軈て千五百円まで値上げしても、なお支店長応募者が陸続……は大袈裟だが、とにかくあとを絶たなかった一事を以ってしてもわかるように、――むろん薬もおかしいほど売れた。
織田作之助 勧善懲悪 青空文庫
幼を負い老を曳き、家財道具を車に積んだ賤民共が陸続と都門の外へ出て行く。
中島敦 盈虚 青空文庫
すなわち翁はこの前後に重き習物の能を陸続と披露している。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
作例 · 標準
人気作家のサイン会には、早朝からファンが陸続と列を作った。
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高速道路では、連休を故郷で過ごす人々の車が陸続と続いていた。
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彼の功績を称える祝賀会には、各界の名士たちが陸続と駆けつけた。
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陸続(りくぞく) — 幻辞.com