弾帯
だんたい
名詞
標準
bandolier
文例 · 用例
斯革の帯は、先年神田の十文字商会で六連発の短銃を買った時手に入れた弾帯で、短銃其ものは明治三十八年の十二月日露戦役果て、満洲軍総司令部凱旋の祝砲を聞きつゝ、今後は断じて護身の武器を帯びずと心に誓って、庭石にあてゝ鉄槌でさん/″\に打破してしまったが、帯だけは罪が無いとあって今に残って居るのであった。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
モローゾフはそのほうへは眼もくれず、天幕の奥のほうへ歩いて行って、釘から弾帯をはずして肩にかけ、それから、ゆっくりと銃を取り上げた。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
自動小銃も持っていなければ、弾帯もつけていない。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
「熔岩メーサ」の岩橋を渡るとき、過失と見せかけて、二人の小銃と弾帯を谷底へ投げ落したのはそのためである。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
浅葱|天鵞絨の鳥打帽子を被って、卵色|薄羅紗の猟装束を着て、弾帯をきりりとしめて、薄皮の行膝をはめて、胡坐をかきながら、パイプを軽くつまんでマニラを吹いて居る。
— 徳冨蘆花 『漁師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
昔の兵士の絵には、肩から弾帯を斜めにかけている姿がよく描かれている。
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狩猟用ライフルを抱えた男が、予備の弾薬を入れた弾帯を身につけていた。
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コスプレイベントで、西部劇のガンマンが革製の弾帯を腰に巻いていた。
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標準
driving band (of a shell or bullet)
作例 · 標準
大砲の砲弾には、砲身のライフリングに食い込み、回転を与えるための弾帯が取り付けられている。
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薬莢から発射された弾丸は、弾帯によって安定した飛行経路を得る。
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古い銃器の整備書には、弾帯の摩耗が命中精度に与える影響について記述されていた。
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