差し芽
さしめ
名詞
標準
文例 · 用例
土地では珍しいから、引越す時|一枝折って来てさし芽にしたのが、次第に丈たかく生立ちはしたが、葉ばかり茂って、蕾を持たない。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
われわれ凡夫もそのお救いに洩れぬ証拠は、この通りといってさして行きましたが、果たせるかな、幾日もたたぬうちに、その箸次第に根をさし芽を吹いて、いつしか大木と茂り秀でたというのであります。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
ミミズの養殖法は、サツキの挿し芽やオモトの手入れぐらいにめんどうを見てやれば、ごく簡単に誰にでもできる。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫