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身を焼く

みをやく
表現動詞-五段-カ行
1
標準
to burn (with jealousy, desire, etc.)
文例 · 用例
耳に響くはただ身を焼く熱に湧く血の音と、せわしい自分の呼吸のみである。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
そして未来、世々生々、この恋の双生像を見るものには、一目で身を焼く程の恋の焔むらを起させる。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
火と燃えて身を焼く夜にも、汝は泣くや、いかにをとめよ。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
黄昏どきの雪の街ほのぼのと魚の片腹身を焼く夕餉の匂ひが煙つて来た。
詩集(1)初期詩篇 小熊秀雄全集-2 青空文庫
そう思うと葉子はわが身でわが身を焼くような未練と嫉妬のために前後も忘れてしまった。
有島武郎 或る女 青空文庫
従って、彼は、過去の経験から、人妻を盗むような必死な、空恐ろしい、それと同時に身を焼くように烈しい恋に近い場合を、色々と尋ねてみたが、彼のどの恋もどの恋も極めて正当な、物柔かな恋であって、冬の海のように恐ろしい恋や、夏の太陽のような烈しい恋の場合は、どう考えても頭に浮んでは来なかった。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
まったく江戸の女たちがこのゆかしく男らしい名人と恋に身を焼くほどもひと苦労したくなるのはあたりまえです。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
香ひにも身を焼く炎はあるのだが。
北原白秋 香ひの狩猟者 青空文庫
作例 · 標準
嫉妬に身を焼く彼女は、恋人の裏切りを許すことができなかった。
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募る恋心に身を焼かれ、彼は眠れない夜を過ごした。
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復讐心に身を焼かれた男は、ひたすら機会をうかがっていた。
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