半意識
はんいしき
名詞名詞-の形容詞
標準
semiconsciousness
文例 · 用例
―――――――――― 五年来、僕は恐怖のために一種の半意識家にされたる無意識家であつた。
— 中原中也 『河上に呈する詩論』 青空文庫
」 私はこんな会話を半意識的に聞いて居た。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
」 これは人類に機械的神秘性の体系を立てようとしたジユールロマンの旧いユナニミズムの精舎の姿かと、桂子は夢との境の半意識の裡に想ふ。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
眠つたと思ふと半意識の夢を見續け、眼が醒めるとまた夢を見た。
— 横光利一 『悲しみの代價』 青空文庫
実は平岡が東京へ着いた時から、いつか此問題に出逢ふ事だらうと思つて、半意識の下で覚悟してゐたのである。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
今一役の玉手御前、わが子に半意識の恋を覚えてゐて、之を助けるのに命をかける生きがひを知つた女、さうして夫への心の贖ひに死を以てする女。
— 折口信夫 『合邦と新三』 青空文庫
実は平岡が東京へ着いた時から、いつかこの問題に出逢う事だろうと思って、半意識の下で覚悟していたのである。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
「諺」は、半意識状態に人の心を導く一種の謎の様な表現を古くから持つたもので、同時にある諷諭・口堅めの信仰を含んでゐるものでもあつた。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫
標準
unconsciousness
標準
subconsciousness