派出婦
はしゅつふ
名詞
標準
maid or housekeeper (in a visiting arrangement)
文例 · 用例
小児科の医者、特許弁理士、もう一つ内科呼吸器科の医者、派出婦会、姓名判断の占師、遠慮深くうしろの方から細い首を出して長唄の師匠の標柱が藍色の杵の紋をつけている。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
蝶子は派出婦を雇って、夜の間だけ柳吉の看病してもらい、ヤトナに出ることにした。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
これに対して、時間|極めの女中を世話する派出婦会が、東京市中に殖えて来た。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
誰か紹介者がなくちゃ……君は例外らしいぜ……」「そうかなあ……じゃ、名探偵だな、僕は……」「馬鹿な……いい椋鳥に見えたんだろう」文明病としての神経痛 女医、美容術師、マッサージ師、派出婦、助産婦、保姆、看護婦なぞは、大抵、何々会というものに付属しているが、この何々会に頗る怪しいのが多い。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
その他、子供の世話と名付けて保姆を、その他の仕事に家政婦や派出婦をといった風に、前の看護婦と同様の意味で営業しているのが、東京市中にかなりあるらしい。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
派出婦、美容術師、助産婦、看護婦なぞの第二職業は大分秘密の程度が高くなる。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
聞いてみると法律事務所へ通っている事務員、三味線のお師匠さん、その二階の株屋の番頭さん、派出婦人会、其他七八軒の会社員、ピアノを備えつけている此の辺での金持の家などだった。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
或いは口|喧ましい派出婦人会だけを除くと、まず周囲はいゝ方と云わなければなるまい。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
作例 · 標準
高齢の夫婦は、週に一度派出婦に家事をお願いしている。
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長期出張の間、ペットの世話を派出婦に依頼した。
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友人が病気で寝込んだ時、派出婦が家事を手伝いに来てくれたそうだ。
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