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丸木舟

まるきぶね
名詞
1
標準
dugout canoe
文例 · 用例
大海へ丸木舟に乗ってこぎ出した形だ。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
川の上手から静謐な、光り輝く漣の上を影絵のように急速力で漕いで来る丸木舟も見えた。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
帆も楫も無い丸木舟が一|艘するすると岸に近寄り、魚容は吸われるようにそれに乗ると、その舟は、飄然と自行して漢水を下り、長江を溯り、洞庭を横切り、魚容の故郷ちかくの漁村の岸畔に突き当り、魚容が上陸すると無人の小舟は、またするすると自ら引返して行って洞庭の烟波の間に没し去った。
――新曲聊斎志異―― 竹青 青空文庫
また一方の壁には(わたしが選んだものではなかつた)ロビンソン・クルウソウがフライデーを相手に丸木舟を建造してゐるところの石版画が二十号大の緑青色の額ぶちに収まつてぶらさがつてゐた。
牧野信一 幽霊の出る宮殿 青空文庫
カヌーという丸木舟
海野十三 恐龍艇の冒険 青空文庫
さういふところでは原住民は小さな丸木舟を操り遠く離れた島々までも舟を走らせる。
海野十三(佐野昌一) 南太平洋科學風土記 青空文庫
彼は暫く姉に用心しながらも写真を撮る時のやうな気になつて顔を引き絞めて見てゐると、ふと自分の顔から丸木舟が聯想された。
横光利一 悲しめる顔 青空文庫
あまり幹がりっぱなのでそれで一個の丸木舟を造り鵜住居湾に浮かべたが非常に重いので、うまく使用に堪えぬままに片岸浜というに繋ぎおいたが、それも年数たつにしたがってだんだん腐ってしまった。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
作例 · 標準
古代の人々は巨大な大木をくり抜いて丸木舟を作り、海へと漕ぎ出した。
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博物館の展示室には、海底から引き揚げられた当時の丸木舟が保存されている。
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マングローブの林を丸木舟で進むエコツアーに参加して、野鳥を観察した。
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