高いびき
たかいびき
名詞
標準
loud snoring
文例 · 用例
『徳さん徳さん今井の叔父さんを起こしてくれ』とたれか家内で呼ぶから僕は帰って見ると、みんな出発に取りかかっていたが叔父さんばかり高いびきで臥ている。
— 国木田独歩 『鹿狩り』 青空文庫
疲れ切っている二人は木枕に頭を乗せるとすぐに高いびきで寝付いてしまったが、およそ一※も経つかと思うころに紋作はふと眼をさました。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
智通はそのままにして、法華経を読みつづけていると、夜も五更に至る頃、怪物は火に酔ったとみえて、大きい目を閉じ、大きい口をあいて、炉に倚りかかって高いびきで寝入ってしまった。
— 酉陽雑爼(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
屈托のない高いびき深い眠り――、眠りの間にも休息の間にも生長する君の肉体、強く思索することを訓練してゐる学生。
— 詩集(12)その他の詩篇 『小熊秀雄全集-13』 青空文庫
或る兵士は、いきなり仰向けに寝転がつたと思ふと、もう高いびきである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
馬喰町の佐野屋の閾をまたいだのは、師走の二十四日の四つ頃(午前十時)で、彼は近所の銭湯へ行って、帰るとすぐに夕方まで高いびきで寝てしまった。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
相変らず口から泡をふいて高いびきで寝ているのだろうな。
— 岡本綺堂 『蟹満寺縁起』 青空文庫
なかなか大食いだとみえて、さんざん食べたり、飲んだりして、こんどはおなかがくちくなると、鬼は二人とも、ぐうぐう高いびきをかいて寝込んでしまいました。
— 楠山正雄 『人馬』 青空文庫
作例 · 標準
一日の仕事を終えて疲れ果てた父は、炬燵で高いびきをかいて寝入ってしまった。
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修学旅行の夜、同室の友人の高いびきが気になって、一晩中なかなか眠れなかった。
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「昨日は高いびきだったよ」と妻に言われ、少し恥ずかしい気持ちになった。
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