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お囃子

おはやし
名詞
1
標準
文例 · 用例
唯台所で音のする、煎豆の香に小鼻を怒らせ、牡丹の有平糖を狙う事、毒のある胡蝶に似たりで、立姿の官女が捧げた長柄を抜いては叱られる、お囃子の侍烏帽子をコツンと突いて、また叱られる。
泉鏡花 雛がたり 青空文庫
お囃子はぐるり、と寄って、鼓の調糸を緊めたり、解いたり、御殿火鉢も楽屋の光景。
泉鏡花 雛がたり 青空文庫
天狗のお囃子と云ふ。
泉鏡花 寸情風土記 青空文庫
ついお囃子に浮かれ出いて、お社の神様、さぞお見苦しい事でがんしょとな、はい、はい。
泉鏡花 多神教 青空文庫
十軒店で近頃出来合の品物じゃあないんだそうで、由緒のあるのを、お夏さんのに金に飽かして買ったって申しますがね、内裏様が一対、官女が七人お囃子が五人です、それについた、箪笥、長持、挟箱。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
トその凝視めていなすったッけ、ちょいとお囃子の人形が笛を落した、まあ、鼓を打棄った、まあ、まあ、まあ、太鼓の撥を、あれ緋の袴が動くんだよ。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
お囃子の笛が聞えますよ。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
(成程、お囃子ですな。
泉鏡花 式部小路 青空文庫