野獣派
やじゅうは
名詞
標準
Fauvism
文例 · 用例
新しい造型観念が表現派、野獣派、立体派、超現実派、ピュリズムとなつて生じたやうに、新文学も新しい環境に応じた表現を発見しなければならない」云々。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
新吉は七八年前、五色の野獣派の化粧をしてモンマルトルのペットだったリサを想い泛べた。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
日本画は少くとも洋画とはその育ちに於いて違ふといふことを無視して、野獣派だとか立体派だとか、印象派だとかいふ洋画傾向の上の言葉を、いとも簡単に押しつける批評家の太さは驚ろくべきものがある。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
文学的行動主義が、造型芸術における野獣派、ピュリズム、プリミチヴィズム、シムルタニズム、表現主義或いは超現実主義の表現方法に多くの近似を見出すのはその故である。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
即ち印象派以後、ゴーグ、セザンヌ、立体派、野獣派等正に壮大にして衰弱せる老舗の下敷から這出した処の勇ましき野蛮人の群であった。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
それは赤にもよりますけど」「いっそ濃い赤にしましょうよ」「ではエスパニョール……明るい唐辛子色なぞ面白いじゃございませんか」「血紅色なんかどうかしら」「お嬢さまのような丸味では、ああいう野獣派の赤はいけませんわ。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
そこへ、女のお客さまがあると、へやじゅうは香水の匂いでいっぱいになります。
— 小川未明 『煙突と柳』 青空文庫
作例 · 標準
野獣派の画家たちは、感情を表現するために鮮やかな色を用いた。
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マティスは野獣派の中心的人物として知られている。
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この美術館では、野獣派の傑作が数多く展示されている。
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