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直隷

ちょくれい
名詞
1
標準
文例 · 用例
春は、清明の後、秋は重陽の後、順風を得て渡航するのを常としたが、朝鮮や遼東に向ふ者は対馬から、直隷、浙江、山東に向ふ者は五島から、福建、広東に渡るものは薩摩から出発した。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
直隷の呉県では鼠娶婦。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
川島は満洲朝の滅亡と共に雄図|蹉※し、近くは直隷軍の惨敗の結果が宣統帝の尊号|褫奪宮城明渡しとなって、時事日に非なりの感に堪えないで腕を扼しているだろうが、依然信州の山河に盤踞して嵎を負うの虎の如くに恐れられておる。
内田魯庵 二葉亭追録 青空文庫
何んでも彼れの話によれば、直隷河南の大饑饉の際には、支那人は牛を売るよりも先に女房を売りに来たといふことである。
芥川龍之介 日本の女 青空文庫
)の話や、河南直隷の飢饉の話や、虎狩豹狩の話なぞを滔々と弁じ来り弁じ去ってくれた。
芥川龍之介 長江游記 青空文庫
二十七年 今の陝西の西部及び甘肅方面 二十八年 今の河南・山東・安徽・湖北・湖南方面 二十九年 今の河南・山東・山西方面 三十二年 今の直隷・山西方面及び陝西の北部 三十七年 今の湖北・湖南・江蘇・浙江・山東方面 彼はかく四方を巡行しつつ、到る處に秦の頌徳碑を立てた。
桑原隲藏 秦始皇帝 青空文庫
その萬里の長城は、今の甘肅省鞏昌府附近から起つて、黄河の外を廻り、今の山西・直隷二省の北邊を縫うて、盛京省の東部に達したのであるから、勿論今日現存の長城とは、大いに相違して居る。
桑原隲藏 秦始皇帝 青空文庫
周時代でも、漢族の根據地の所謂中國は、黄河の左右に限られ、今の地理でいへば、大略河南省の全部と、陝西・山西・直隷・山東・湖北の一部に過ぎぬ。
桑原隲藏 秦始皇帝 青空文庫
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直隷(ちょくれい、直隷省とも)は明代から清代にかけて、黄河下流の北部地域を指した行政区画。

出典: 直隷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0