鳶の者
とびのもの
表現名詞
標準
firefighter (Edo period)
文例 · 用例
芝居で見た「め組の喧嘩」の鳶の者の服装して、割烹店の奥庭に面したお座敷で大あぐらかき、おう、ねえさん、きょうはめっぽう、きれえじゃねえか、などと言ってみたく、ワクワクしながら、その服装の準備にとりかかりました。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
鳶の者だか、ばくち打ちだか、お店ものだか、わけのわからぬ服装になってしまいました。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
紺の木綿のピッチリした長股引を、芝居の鳶の者が、はいているようですけれど、あれを欲しいと思いました。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
芝居で見た『め組の喧嘩』の鳶の者の服装して、割烹店の奥庭に面したお座敷で大あぐらかき、おう、ねえさん、けふはめつぽふ、きれえぢやねえか、などと言つてみたく、ワクワクしながら、その服装の準備にとりかかりました。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
鳶の者だか、ばくち打ちだか、お店ものだか、わけのわからぬ服装になつてしまひました。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
紺の木綿のピツチリした長股引を、芝居の鳶の者が、はいてゐるやうですけれど、あれを欲しいと思ひました。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
鳶の者と言へば、火消しのことで、いまで言へば消防だ、なるほど道理だ、と勢ひ附いて、その教へられた横丁の店に飛び込みました。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
柳沢は冷然として、「あらず、そういう意地は、鳶の者も持ってるじゃあないか。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
作例 · 標準
江戸の町を火災の脅威から命がけで守る鳶の者は、当時の町人たちにとって憧れの英雄だった。
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鳶の者は、単なる消火活動だけでなく祭りの仕切りや冠婚葬祭の世話役も引き受けていた。
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浮世絵には、火事場の屋根の上で纏を威勢よく掲げる勇ましい鳶の者の姿が描かれている。
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標準
construction worker
作例 · 標準
鳶の者たちが、高層ビルの建設現場で組まれた細い足場の上を驚くべき身軽さで移動している。
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彼は30年以上のキャリアを持つベテランの鳶の者として、若手の安全指導を任されている。
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建設現場の花形といえば、やはり一番高いところで危険な作業をこなす鳶の者のことだ。
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