広告欄
こうこくらん
名詞
標準
advertising section
文例 · 用例
単に体裁の上からでも毒々しい広告欄をのけてしまったら今の新聞はもう少し気持ちのいいものになりはしないだろうか。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
あはは……いい質問だ」 紳士はその新聞の死亡広告欄を指して、「ここに、蜂谷重吉の死亡広告が出ているでしょう」「ええ」「元衆議院議員蜂谷重吉昨七月卅一日永眠仕候。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
」 と、云うと、準之助氏は、立って行って、ロビーの隅に置いてある、新聞の綴こみを持って来ると、広告欄を開けて指を辿り始めた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
園井は正午まで煙草一つ吸わず、帳簿の整理をしたり、集金郵便の予告状を書いたりして、打っ続けに働き、正午のサイレンが鳴ると、自転車に乗って近所にある自宅へ昼食をたべに行ったが、豹一が喫茶店から帰って見ると、もう物差を出して、しきりに広告欄の大組みをしていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
首をさしのべ、広告欄に目を落とした。
— THE RED-HEADED LEAGUE 『赤毛連盟』 青空文庫
」 かう云つてドユパンは己にけふのル・モンド新聞の広告欄を見せた。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『病院横町の殺人犯』 青空文庫
次は、犬にとつても困難な仕事らしかつた、犬は第一面の広告欄をちらりと一瞥したきりで、その第一面の紙の端に口を近よせ、まるで長いことまるで接吻をしてゐるやうな姿でゐた、するとぱらりと大きく頁が開かれるのであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
それから今一つ、話の序に、君が嘸聞きたがっているだろうと思う、例の新聞広告、とだしぬけに言ったのではわかるまいが、今から一ヶ月半ほど前に、都下の主な新聞の三行広告欄へあらわれた不思議な広告PMbtDKの種明しをもしようと思う。
— 小酒井不木 『闘争』 青空文庫
作例 · 標準
日曜版の新聞の広告欄を隅々までチェックして、お買い得品を探すのが習慣だ。
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その雑誌の巻末にある広告欄には、マニアックな通信販売の商品が多数掲載されている。
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自分の書いた小説が、地方紙の広告欄で紹介されることになった。
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