船遊び
ふなあそび
名詞
標準
boating
文例 · 用例
将軍が大堰川へ船遊びの際、伴船に使う屋根船で、めったに人の手に触れません。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
そこから孟買の港に船遊びする富限者船の燈が明滅するのを眺めながらサルーンから響いてくる音楽と歓談の声を聞いた。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
お揃ひで社寺へお詣りなさる事も度々ございましたし、またお花見や、お月見、また船遊びなどには、いつも御台所さまをお誘ひになり、殊にも和歌会や絵合せの折には、御台所さまは、それこそ、なくてかなはぬお方で、将軍家に京風の粋をお教へ申し上げるお優しい御指南役のやうにさへ見受けられました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
図らざりきこの船遊びを胡乱に思い、恐るべき警官が、水に潜みてその挙動を伺い居たらんとは。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
詮議の次第とは何事ぞ、その筋に向かいて詰問する所ありしかど何故か答えなければ、妾の姉婿某が県会議員常置委員たりしに頼りてその故を尋ねしめけるに、理由は妾が自由党員と船遊びを共にしたりというにありて、姉婿さえ譴責を加えられ、暫く謹慎を表する身の上とはなりぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
三「柘榴伊勢屋の亭主は船遊びが好きで、お俊が柳橋にいる頃から、一緒に大川へ出たことがあるそうだと、角屋の番頭が何ごころなくしゃべったのは、天の与えだ」と、半七は歩きながら云った。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
伝え聞く、伊達政宗は松島の風景を愛賞して、船遊びのために二|艘の御座船を造らせた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
その両人がある時船遊びに出ました。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
作例 · 標準
夏になると、週末は決まって家族で湖に船遊びに出かけたものだ。
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江戸時代、大名たちは隅田川で雅な船遊びを楽しんだと言われている。
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会社のレクリエーションで屋形船を貸し切り、東京湾で船遊びを楽しんだ。
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