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売り付ける

うりつける
動詞
1
標準
文例 · 用例
同じ「感傷」を売り付けるにしても小説家や映画製作者に比べてみると実に可哀相なみじめな商売である。
寺田寅彦 雑記帳より(1) 青空文庫
これを電気炊飯器と言い張るには、たらいの底に扇風機をくっつけてモーターボートと称して売り付けるくらいの心臓が必要だったろう。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
こうして電気コンロや電気鍋、電気ストーブに電気座布団と家庭に電力を売り付けるためにさまざまな製品が開発されていくことになるが、京都電灯はまず営業用に電気飯炊き器を開発し、続いて家庭用にも着手した。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
一度玄関に訪ふ声がするので驚いて出て見ると、得体の知れぬ売薬を売り付ける偽癈兵だつた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
一度玄関に訪う声がするので驚いて出て見ると、得体の知れぬ売薬を売り付ける偽癈兵だった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
コイツ奴、日本の参謀本部に売り付ける了簡で持って来やがったんだ。
夢野久作 焦点を合せる 青空文庫
その大部分は料理、裁縫、手芸なぞの切抜記事で、上流婦人や女優の消息、芝居、展覧会なぞの報道を申訳だけに掲載していたが、本来の目的は一箇月に一度位ずつ、女学校や、上流家庭の内幕を素破抜いて、その新聞の全部を高価く売り付けるのであった。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
そうして銀貨まで拵えて、理らしく売り付けるのです。
国枝史郎 銀三十枚 青空文庫