山止め
やまどめ
名詞
標準
文例 · 用例
しきりに感心していると、柳生対馬守は事務的に相談を進めて、「サテ、お山止めの儀でござるが……」 と、言い出したとき、「殿――」 はるか廊下のかなたに、何ごとか知らせに来た侍の平伏する頭が、見えた。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
そこで、このたびの東照宮御普請は、各領その高々に応じて、人別で沙汰するようにするのですナ」「殿、おそれながら……」「日光山から四十里のあいだは、御修覆ができあがるまで、住民の旅立ち、その他すべて、人の出入りを禁ずることは、お山止めと言って、これは先例のとおりです。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫