色変え
いろがえ
名詞
標準
文例 · 用例
」 お小夜がせせら笑って、T「御冗談でしょう」 なにッと主膳、T「如何にもあたしァおさらばお小夜ッてしがねえ巾着切サ」 と言って、T「連判状とか何とか言う」 と言われて主膳ナニッと顔色変えた。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
顔色変えて……」「どないもこないもない。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
高田は顔色変え、「何だ、お藤が居なくなったと?
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
金のありがたみなんてものは毛筋ほども知らず、商売が商売だからそろばんぐれえはもう身を入れて習いそうなものだのに、朝っちからいちんちじゅう目の色変えて夢中になっているものは、いったいだんな、なんだとおぼしめします?
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
しかるにもかかわらず、今あっしがここまで来たらね、ご番所のほうからあばたの野郎の手下が、ふうふういいながら駆けてきやがったから、はてなと思ってここのところに隠れているてえと、手下め、あばたのやつを連れ出して、またあっちへ目の色変えながら走っていったんですよ」「いかにもな。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
」「うるせえな、何を目色変えるんだ」「だって、今しみじみと思っているんですがね。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
やけに目色変えて、豆ばかりいじくっていやがらあ。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
例の巻き羽織を見て早くもそれと知ったか、顔色変えながらへたへたとそこへ手をついたのを、至極|鷹揚にいいました。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫