禊萩
みそはぎ異読 みぞはぎ・ミソハギ・ミゾハギ
名詞
標準
Lythrum anceps (species of loosestrife)
文例 · 用例
そばにある名を知らぬ赤い草花は学校の花壇に植えようと思って、根から掘って紙に包み、汚れた手をみそはぎの茂る小川で洗った。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
野原に行くと、野菊や藤袴や、みやこ草や、みそはぎやが錦絵のやうに咲き乱れてゐるのでした。
— 野口雨情 『女王』 青空文庫
只富士川游さんの所蔵の蘭軒雑記に、「千屈菜、和名みそはぎ、六月|晦日御祓の頃より咲初る心ならむと余考也、赤荻先生にも問しかば、先生さもあらむと答られき」と記してあるだけである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
また、精霊祭りに用いたるみそはぎをたくわえおきて、それにてなでたるもよしといえり。
— 井上円了 『妖怪学』 青空文庫
作例 · 標準
お盆の時期になると、水辺に咲く鮮やかな紫色の禊萩を摘んで仏壇に供えるのが習慣だ。
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「この花は禊萩といって、昔からお盆の花として親しまれているんだよ」と母が教えてくれた。
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湿地に群生する禊萩が風に揺れる様子は、日本の夏を感じさせる美しい風景の一つだ。
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