相身互い
あいみたがい
名詞
標準
mutual assistance
文例 · 用例
万一かたきが勝った場合には、その藩中で腕におぼえのある者が武士は相身互い、義によって助力するとかいって斬って来る。
— 岡本綺堂 『かたき討雑感』 青空文庫
武士は敵味方に別れても相身互いじゃと存じたによって、かほどまで寛大な取扱いをいたしたのは、われらが寸志じゃに、それが各々方に分からなかったとは心外千万じゃ。
— 菊池寛 『乱世』 青空文庫
(敵討ちなら相身互いだ!
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
「うむ、まあ海のうえでは、船のりと船のりとは相身互いだ。
— 海野十三 『火薬船』 青空文庫
すこしでいいから、なんとか融通してやったらどうじゃ」 虎船長は、若い日の船乗り生活の追憶からして、相身互いの説もちだした。
— 海野十三 『火薬船』 青空文庫
相身互いでございます」鳰鳥は誇ろうともしなかった。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
ナーニ武士は相身互いでさあね」才蔵はすっかりいい気持ちだ。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
旅は相身互いで、さいぜんの男の人が看病に来るというのを、女の方が看病にふさわしいから、好意で代って来たものに違いない。
— 鈴慕の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
例句