鉛筆書き
えんぴつがき
名詞
標準
drawing or writing in pencil
文例 · 用例
」 紙片に、鉛筆書きで、「待っていようと思いましたが、サイコロの命令で先に帰ります。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
番地の附いている名刺に「十一時三十分」という鉛筆書きがある。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
* それから半年程して、救援会の女の人が、田舎から鉛筆書きの手紙を受取った――それはお安が書いた手紙だった。
— 小林多喜二 『争われない事実』 青空文庫
そのとき別の書類が、欄外の鉛筆書きの文字を隠蔽していた。
— 海野十三 『断層顔』 青空文庫
一体それは何だろうという疑いになり、それから報告書の欄外にある博士の鉛筆書きの文字に注意を向けたのだった。
— 海野十三 『断層顔』 青空文庫
帰って見ると、郵便箱には郵便物の外、色々な名刺や鉛筆書きが入れてあったり、主人が穿きふるした薩摩下駄を物数寄にまだ真新しいのに穿きかえて行く人なぞもあった。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
それ以前から、私は小説を書いたり詩をノートのはしくれに鉛筆書きしたりしていて、ほんの少し、文学らしいものへの動きは、周囲の人達に感づかれていたのだ。
— 久坂葉子 『久坂葉子の誕生と死亡』 青空文庫
今とちがつて電話も懷中電燈もない其頃は物價も安かつた事はこれでもわかりませう』 博士『其後何か便りがありましたか』 八枝『岩手山驛に下車せられた時の、鉛筆書きのはがきが一枚來た切りで、あとは何の便りもありませんでした。
— 土井八枝 『隨筆 藪柑子』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4