紙すき
かみすき
名詞
標準
papermaking
文例 · 用例
さねかづら這ひまとはれる 垣をしるべに※黄昏に咲く花の色も、紙を干す板のしろさにまけて、見えつゝ※鳴きたつる蝉にまじりて、草たゝく音きかするや、紙すきの小屋※示人天皇は 神にしますぞ。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
絵の具屋の手代、紅製造業、紙すきなどから、朝鮮貿易と出かけ、帰って来て大阪で紀州|炭を売り、東京へ引っ越して来てまずガラス屋に雇われ、その次がくつ屋となってこうもり屋を兼ねたと言います。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
義公であつたか烈公であつたか、御殿女中が紙をそまつに取扱ふのを見て、紙すき女たちが、寒中川で紙すきをする辛さを見せた話は、たしか修身教科書にもあつたと思ふ。
— 横瀬夜雨 『田舍の新春』 青空文庫
津村はこれによって、母の生家が紙すきを業としていたのを知り得た。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
そればかりでなく、生計の援助もしてやって、伯母のために離れを建て増したり、紙すきの工場を拡げたりした。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
それが十七の歳に、実家の方が手が足りないので暇を貰って家に帰り、そののちずっと農事の助けをしているのだが、冬になると仕事がなくなるところから、昆布の家へ紙すきの手伝いにやらされる。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
作例 · 標準
冷たい水に手を浸しながら、伝統的な紙すきの技法をベテランの職人から教わった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この村では冬の農閑期を利用して、古くから和紙の紙すきが盛んに行われてきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
夏休みの自由研究として、牛乳パックを再利用した紙すきに挑戦してみた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview