むかむか
むかむか
副詞
標準
文例 · 用例
」マア坊の、しんみりした口調が、いやらしくて、いやらしくて、むかむか腹が立って来た。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
むかむかするやうな氣持だつた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
むしりたい、切って取りたい、削りたい、身体中がむかむかして、しっきりなしに吐くんです。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
どうにも、むかむかするのである。
— 太宰治 『新樹の言葉』 青空文庫
」と大声で言われて、まぶしさ、それから、へんな間の悪さ、それから、胸がどきどきして、着物のまえを合せたりして、ちょっと、てれくさく、押入れから出て来て、急にむかむか腹立たしく、あの感じ、いや、ちがう、あの感じでもない、なんだか、もっとやりきれない。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
それに、ああ、胸がむかむかする。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
それからむかむか不愉快になった。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
女学生は、女房のスカアトの裾から露出する骨張った脚を見ながら、次第にむかむか嫌悪が生じる。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫