着す
じゃくす
動詞-サ変-す動詞-自動詞
標準
to insist on
文例 · 用例
クラブ員は海賊のユニフォオムを一着すること。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
その余韻の源にさかのぼって行くと徳川時代などを突き抜けて遠い遠い古事記などの時代に到着する。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
少なくも、自分の場合には、いつもただその時に思ったことをその通りに書いてゆくだけであるから、色々間違ったことを書いたり、また前に書いたことと自家撞着するように見えることを平気で書いたりしている場合がずいぶん多いことであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
これはただ一つの類例に過ぎないが、厄年の場合でも材料の選み方によってはあるいは意外な結果に到着する事がないものだろうか。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
それからもう一つ意外な話は、地震があってから津浪の到着するまでに通例数十分かかるという平凡な科学的事実を知っている人が彼地方に非常に稀だということである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
今電灯を点ずると、灼熱した炭素線から陰電気を帯びたいわゆる電子と称する微細なものが飛び出して金属筒に附着する。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
問題は畢竟、意識現象としての「いき」が西洋文化のうちに存在するか否かに帰着する。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
電車のゴウゴウと鳴る音のエネルギーの源をだんだんに捜して行くと思い掛けない甲州の淋しい山中の谷川に到着する。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫