掛の人
かかりのひと
名詞
標準
official in charge
文例 · 用例
酔払った駆逐艦の御大はバネ仕掛の人形のようなギクシャクした足取りで、待たしてあるランチに乗るために、タラップを下りて行った。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
「突然」1・16(夕) 大蔵大臣|勝田主計氏が曩に大臣に親任されて、螺旋仕掛の人形のやうな足取で、ひよこ/\宮中から退出して来ると、そこに待受けた新聞記者が一斉に、「おめでたう」と浴びせかけた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
私は他人に依つて衣食する腰掛の人間でなくて、自ら額に汗する労働者でなければ成らない。
— 島崎藤村 『突貫』 青空文庫
お前はこの遺言状を完成する時を彼に与えなかったのだ」 すると殺人者はバネ仕掛の人形のように跳びあがって、あんぐりと口を開き、狂気じみた目附をして、「何ですって。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『無駄骨』 青空文庫
政府の事情が凡そ斯う云う風であるから、今度の一行中にも例の御国益掛の人が居て、その人の腹案に、今後日本にも次第に洋学が開けて原書の価は次第に高くなるに違いない、依て今この原書を買て持て帰て売たら何分かの御国益になろうと云うので、私にその買入方を内命したから、私が容易に承知しない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
あんなところに、一輪ざしの花が」 と、一声さけんで、バネ仕掛の人形のようにとびあがった。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
けれども動かぬことが一層の苦痛らしく時々ヒョイとバネ仕掛の人形のやうに動き出しさうに滑りかけて、白らけきつた表情をつくつた。
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
モロは、面色土のごとくになり、発条仕掛の人形のように、突立ちあがり、椅子をたおした。
— 海野十三 『火薬船』 青空文庫
作例 · 標準
すみません、この件で掛の人とお話したいのですが、どなたかご存知ないですか?
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申請書の不備について、掛の人が親切に教えてくれたから、すぐに書類を揃えられたよ。
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あのプロジェクトの件、掛の人はすごく厳しいって聞くけど、仕事はピカイチらしいね。
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窓口で困っていたら、掛の人が丁寧に説明してくれて、無事に手続きができたんだ。
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