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東の対

ひがしのたい異読 ひんがしのたい
名詞
1
標準
eastern side house (in traditional palatial-style architecture)
文例 · 用例
東の対へ夜着類を取りにやって寝た。
若紫 源氏物語 青空文庫
遅くなってから起きて、源氏は少納言に、「女房たちがいないでは不自由だろうから、あちらにいた何人かを夕方ごろに迎えにやればいい」 と言って、それから特に小さい者だけが来るようにと東の対のほうへ童女を呼びにやった。
若紫 源氏物語 青空文庫
気に入るような話をしたり、おもしろい絵とか遊び事をする道具とかを東の対へ取りにやるとかして、源氏は女王の機嫌を直させるのに骨を折った。
若紫 源氏物語 青空文庫
源氏が東の対へ行ったあとで姫君は寝室を出て、木立ちの美しい築山や池のほうなどを御簾の中からのぞくと、ちょうど霜枯れ時の庭の植え込みが描いた絵のようによくて、平生見ることの少ない黒の正装をした四位や、赤を着た五位の官人がまじりまじりに出はいりしていた。
若紫 源氏物語 青空文庫
若紫のお相手の子供たちは、大納言家から来たのは若い源氏の君、東の対のはきれいな女王といっしょに遊べるのを喜んだ。
若紫 源氏物語 青空文庫
源氏は二条の院の東の対に帰って、苦しい胸を休めてから後刻になって左大臣家へ行こうと思っていた。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
藤はこの縁側と東の対の間の庭に咲いているので、格子は皆上げ渡されていた。
花宴 源氏物語 青空文庫
源氏は東の対へ行って、中将という女房に足などを撫でさせながら寝たのである。
源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
平安貴族の寝殿造りでは、母屋の東側に位置する「東の対」が重要な役割を果たした。
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源氏物語の舞台にもなる「東の対」は、雅な文化が花開いた場所だった。
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東の対からは、美しい庭園を眺めることができた。
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